2021年10月1日
近年のIoT（Internet of Things）の進展に伴い、フィジカル空間で集められた膨大なデータがビッグデータとして、日々サイバー空間に蓄えられています。我が国が目指すSociety5.0社会では、このビッグデータを利活用することで社会に様々なイノベーションがもたらされると考えられています。こうしたイノベーションを生み出すには、蓄えられたビッグデータを機械的に解析・分析し、解釈していく必要があります。そしてそれらを体系的に学べる学問が「データサイエンス」です。データサイエンスの知識と分析技能は、サービス業から製造業まで幅広い業種で強く求められており、データサイエンスを学んでいることが前提となる社会が到来しつつあります。
本学では、情報系だけでなく、すべての学生や研究者がデータサイエンスを学び、それぞれの研究分野でデータサイエンスを使いこなせるように、新しい電子教材を株式会社キカガクと共同開発しました。この教材はデータサイエンスの基礎編（TK Basic シリーズ）と応用編（TK Advanceシリーズ）で構成され、電子教科書（E-Learning 教材）を用いた独習と、データ処理ツールを用いた実践的演習を組み合わせたものです。この本学オリジナル教材を使用したデータサイエンス科目には「数理・データサイエンス演習基礎」「データサイエンス演習基礎」、「データサイエン
ス演習応用」があります。これらの科目は二年生以上が対象ですが、一年生に対してはデータサイエンスの基礎知識を学べる科目として「確率・統計」と「プログラミング演習」が用意されています。
この機会にデータサイエンスを学んで、未来社会のイノベーターを目指しましょう。
詳細は以下ページよりご覧ください。
